ゲーム依存防止条例可決?香川で必要な理由なぜ?内容に県民8割賛成!

香川県でゲーム依存防止のための条例案が

可決、成立の見通しがあるそうです。

いったいどんな内容なのでしょうか?

香川県のネット・ゲーム依存症対策条例の内容とは?

香川県議会で、

3月18日にネット・ゲーム依存症対策条例案が

提案されます。

条例案の素案は、令和2年1月23日から令和2年2月6日まで

パブリックコメントを募り、

2686件のパブリックコメントのうち、

約84パーセントが条例に「賛成」していたそうです。

条例案は可決見通しで、

4月から施行されます。

いったい、条例案はどういう内容なのでしょうか?

条例案には、

県や学校の責務、

保護者の責務などが記載されています。

また、「子どものスマートフォン使用等の制限」として、

以下のとおり記載されています。

(子どものスマートフォン使用等の制限)
第18条 保護者は、子どもにスマートフォン等を使用させるに当たっては、
子どもの年齢、各家庭の実情等を考慮の上、
その使用に伴う危険性及び過度の使用による弊害等について、
子どもと話し合い、
使用に関するルールづくり及びその見直しを行うものとする。

2 保護者は、前項の場合においては、
子どもが睡眠時間を確保し、
規則正しい生活習慣を身に付けられるよう、
子どものネット・ゲーム依存症につながるようなスマートフォン等の使用に当たっては、
1日当たりの使用時間が60分まで(学校等の休業日にあっては、90分まで)
の時間を上限とするとともに、
義務教育修了前の子どもについては午後9時までに、
それ以外の子どもについては午後10時までに
使用をやめるルールを遵守させるものとする。

ーネット・ゲーム依存症対策条例案より抜粋

「子どものネット・ゲーム依存症につながるようなスマートフォン等の使用」について

の使用時間の上限なので、

例えば勉強の調べ物のためにスマートフォン等を利用する時間は、

使用時間の上限には含まれません。

ちなみにスマートフォン等とは、

インターネットを利用して情報を閲覧・視聴することができる

スマートフォン、パソコン等及びコンピュータゲームのことだと

条例案の第2条で定義されています。

子どもと話し合いながら

家庭におけるスマートフォン等の使用のルール作りをするように言いつつ、

その具体的な内容について、1日当たりの使用時間や、

使用終了の時間について明示しており、

ルール内容はほぼ条例で決められてしまうように思えます。

香川県のネット・ゲーム依存症対策条例を守らないと罰則はある?

家庭におけるスマートフォン等の使用のルール作りについて、

遵守させるものと記載されている

1日60分の使用上限や、

夜9時までの使用時間を守らせなかった場合、

保護者に何か罰則はあるのでしょうか?

条例案上には罰則規定は設けられていないため、

子どもに遵守させることができなかったからといって、

保護者が罰せられることはなさそうです。

ただ、条例案第6条には、

保護者の責務として、

「子どもをネット・ゲーム依存症から守る第一義的責任を有する」

とあり、さらに

「学校等と連携して、

子どもがネット・ゲーム依存症にならないよう努めなければならない。」

とありますので、

子どもが家庭で定めたルールを守るよう管理するよう努めることが求められます。

子どもをおとなしくさせるためにスマートフォン等をあえて使わせる保護者もいる中、

1日60分の上限を守らせるのは、

厳しい内容と感じる保護者も多いかもしれません。

ネット・ゲーム依存症対策条例はなぜ香川県で?他にも広まる?

ネット・ゲーム依存症対策条例が成立すると、

日本で初のゲーム依存に特化した条例となるようです。

なぜ、香川県でネット・ゲーム依存症対策条例案ができたのでしょうか?

産経ニュースによると、

2020年1月20日、報道各社の取材に応じた

香川県議会条例検討委員会の大山委員長の発言について、

以下のとおりまとめていました。

ネットやコンピューターゲームの過剰な利用は、
学力や体力の低下、慢性的な睡眠障害、
注意力・記憶力の低下、視力障害や頭痛を引き起こすとされ、
昨年5月に世界保健機関(WHO)が「ゲーム障害」を疾病と認定するなど
「国内外で大きな社会問題となっている」と指摘した。

厚生労働省研究班が平成30年8月に公表した調査結果についても言及し、
病的なインターネット依存が疑われる中高生が93万人にのぼるとの推計を紹介。
「低年齢化が進行している」と危機感をあらわにした。

また、地元紙などによる世論調査では、
県民の8割が「ゲーム依存症対策が必要」
と考えているとする結果が示されたとした。

ー産経ニュースより引用

 
つまり、
1 ゲームの過剰な利用が子どもに与える影響

2 病的なインターネット利用の低年齢化問題、

3 香川県民の8割がゲーム依存症対策が必要と考えているという世論調査の結果

の3点から、香川県で条例を制定することにしたようです。

他の県民がゲーム依存症対策の必要性をどれくらい認識しているかはわかりませんが、

ゲームの過剰な利用が子どもに与える影響は

全国どこも同じのはずです。

香川県の条例可決とその後の経過次第では、

他の件にも同様の条例を制定する動きが出るかもしれませんね。

ネット・ゲーム依存症対策条例にネットの反応は?

香川県のネット・ゲーム依存症対策条例について、

ネット上にはどのような意見があったのでしょうか?

こんな条例を可決するなんて信じられない、

という趣旨の意見が大半でした。

行政が家庭のルールに口出ししていると

受け止める人も多いようです。

香川県の8割は賛成しても、

ネット上ではまだまだ理解されにくい条例のようです。

可決後の状況に注目したいです。

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