氷川きよしがきーちゃん?ジェンダーレスはオネエやゲイと違う?ファンの反応は?

氷川きよしさんがデビュー20周年を迎え、転機を迎えていると話題です。

演歌界のプリンスに何が起きたのでしょうか?

紅白にも出演する氷川きよしさんの気になる情報を集めました。

氷川きよしのジェンダーレス宣言!

11月に開始された氷川きよしさんのインスタのフォロワーが10万人超えとなり、注目が集まっています。

きれいすぎる氷川きよしさんの画像が話題になっているのです。

氷川きよしさんだと知らずに見たら、女優さんかと勘違いしてしまいそうですね。

もともとの氷川きよしさんといえば、この画像のとおり、きりっとしたイケメン男性の容姿でした。

ルックスと歌唱力で、演歌界のプリンスと呼ばれ、おばさま方に大人気になりましたね。

そんな氷川きよしさんが、デビュー20周年を迎え、変化の時を迎えています。

メイクで中性的な見た目にしたり、服装も中性的になっています。

もともと顔立ちは中性的な顔立ちではありましたが、CDジャケットでは男性らしい表情をしていたものが多かったため、

そのギャップに世間を驚かせているようです。

特に注目を浴びたのが2019年8月の始球式に登場した時です。

氷川きよしさんはホットパンツ姿のユニフォームで美しい生足を大胆に露出し、

会場を驚かせました。

また、テレビ出演した際に、自分のことを「あたし」と呼び、大反響となったこともあります。

『週刊新潮』の2019年12月19日号のインタビューでは、

ご自身の変化について以下のように語っています。

「やっぱりデビューして20年経ったことが大きい。
自分の中で、10年じゃまだ生意気だけど、20年でようやく歌手として成人を迎えたような感じがしてきて。
これまでは、本当の自分を出さないように、出さないように生きてきた。
女性っぽさとか透明感とか、美について自分は色々な見せ方を持っていても、
出しちゃダメと思いながら、精一杯頑張ってきた。
けれど、素直な気持ちを言わず生きてきたって思いも募って……。」

「みんなが求める「氷川きよし」に徹してきたけど、40歳を過ぎて、人としてもっと表現の幅を広げたいという気持ち。
そもそも演歌というのは様式美、つまり、こうあるべきという型がある。
日本独特の素晴らしい音楽だけれど、その中に収まらない「自分の性分」というものもあって」
ー『週刊新潮』の2019年12月19日号よりー

小さいころから、女の子らしいところをからかわれたり、芸能界に入ってからも男らしさを期待され、

自然体の自分を出すことができなかったようです。

確かに演歌界って、男性と女性ではっきり見た目が分かれてますよね。

これまで当たり前のように見ていたテレビの中の世界ですが、

そんな私たちの目線も、知らないうちに男らしさ、女らしさという価値観を求めていたのかもしれません。

演歌というジャンルにとらわれず、日本ではまだ一般的である、「男性と女性」という性のジャンルにもとらわれず、

氷川きよしさんは新たな表現をする生き方をすることを決めたのです。

氷川きよしさんはオネエなの?

女性のようにも見える美しい姿を披露している氷川きよしさん、

ネットでは、氷川きよしさんはオネエになった?という噂が目立ちました。

「オネエ」として一般的に想像されるのは、

マツコ・デラックスさんやミッツマングローブさんなど、

生物学的な特徴は男性の人が、女性らしさを強調したメイクやファッションを着こなし、

言葉遣いやしぐさも特に女性らしさを意識した表現をする人たちですね。

マツコ・デラックスさんやミッツマングローブさんが、

商業的なキャラクターとして「オネエ」を演じているのか、実際の自然な自己表現として「オネエ」なのかはわかりませんが、

氷川きよしさんは、自然な自己表現をした結果、一部の人からはオネエというジャンルに位置づけられた、ということなのでしょう。

氷川きよしさんは、ご自身が「オネエ」だと思っているのでしょうか?

『週刊新潮』の2019年12月19日号のインタビューで氷川きよしさんは、

女性らしい容姿になり、きれいだと言われることに対しては、うれしいと語っています。

また、インスタではご自身のことを「kii」と表現しています。

おそらく、男性らしさを前面に出すことは避けたいのかもしれませんね。

では、氷川きよしさんはゲイなのでしょうか?以前、男性との2ショット写真が流出し、

ゲイなのかという噂が流れたことがありました。

ちなみに、オネエ=ゲイというわけではありません。

「オネエ」は生物学的に男性の人が女性らしさを強調した自己表現をする人であり、自己表現のジャンルのひとつです。

一方で、ゲイは自分が認識している性別と同じ性別の人に魅力を感じる人のことであり、自己表現がどうであれ、

自身を男性と認識している人が、男性にのみ魅力を感じるのであれば、ゲイということになります。

「オネエ」の見た目をしていても、自身を男性と思っている人もいれば、女性と思っている人もいますので、

オネエ=ゲイではないということなのです。

さて、そこで氷川きよしさんについてですが、

インスタグラムや氷川きよしさんのインタビューを見ていると、

おそらくご自身のことを男性、女性という二元論のどちらかに当てはめることをしたくないのではないでしょうか?

日本ではまだ、男性か女性かどちらかという認識が一般的に残っていますが、

性別というのはグラデーションのようなもので、女性らしい男性もいれば、

男性らしい女性もいて、女性でも男性でもない人もいるという認識が世界では徐々に広まっているようです。

もし氷川きよしさんが、ご自身のことを男性とも女性とも認識していないのであれば、

そもそも同性、異性という概念がないわけですから、「ゲイ(同性愛)」なのか「ノンケ(異性愛)」なのかという議論も

ナンセンスなものになります。

氷川きよしさんはご自身のインスタで、以下のようにつづっています。

「人を愛しても結ばれない辛さ」は、男女の恋愛(異性愛)にもあり得ますが、

同性愛やトランスジェンダーの恋愛では、よりあり得ることです。

男性らしさを表現するのが自然体ではなかったという氷川きよしさん。

もしかすると、一般的な異性愛とは違う恋愛で辛い思いをしたことは、あったのかもしれませんね。

氷川きよしさんの変化にファンや周りの反応は?

自然体になった氷川きよしさんに対して、ファンはどう反応しているのでしょうか?


氷川きよしさんのインスタに対する反応を見ていると、

「自分らしく輝くkiiちゃんが大好き」

「演歌界の時よりも大好きになりました」

などなど、好意的に受け止められているようです。

また、インスタのフォロワー10万人超えというのも、

自然体の氷川きよしさんを表現することで、これまでとは違う新たなファン層を獲得しているからということもあるようです。

また、氷川きよしさんの事務所の社長も、

「きーちゃんらしく生きていった方がいい」と言っていたそうで、

支援してくれているみたいですね。

まだまだジェンダーレスには生きにくさが残る日本で、

勇気を出して自然体を表現し始めた氷川きよしさん。

これまでと変わらず、ファンに対して真摯に向き合う姿が、多くの人から賛同を得る理由なのかもしれません。

今後の氷川きよしさんの活躍にも注目したいです!

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