政府が新型コロナウイルスの感染対策のため
配布を始めた布マスクに、
不良品があったと報告が相次いでいるそうです。
どういうことなのでしょうか?
政府配布の布マスクに不良品とは?虫や髪の毛混入?
報道によると、
不良品の報告が相次いだ布マスクは、
全国の妊婦に配布を始めた布マスクだったということです。
厚生労働省は18日、
新型コロナウイルスの感染拡大によるマスク不足対策として
全国の妊婦に配布を始めた布マスクの一部に、
汚れなどの不良品があったと発表した。
17日時点で80市町村から1901件報告があったという。
https://www.asahi.com/articles/ASN4L7HXYN4LULBJ00H.html
全世帯に2枚ずつ配布される布マスクではなく、
妊婦さん向けに配布した布マスクで不良品の報告があったそうですね。
不良品の具体的な内容は、
汚れや変色、髪の毛が入っていたということのようです。
衛生用品であるマスクに、
このような不良品が含まれていると、
せっかく配布されても使いたくないと思う人が多いのではないでしょうか。
1901件というと不良品の数が多く感じますが、
不良品マスクの割合はどの程度なのでしょうか?
布マスクの不良品は50万枚のうち1901件!
妊婦さん向け配布予定の布マスクは50万枚だったそうです。
そのうち不良品の報告があったのが1901件。
1件1枚と仮定すると、
不良品の割合は約0.38%です。
1000枚のうち4枚弱が不良品という計算です。
ただし、今回の妊婦さん向けマスクはいったん市町村に配布され、
妊婦さんが母子手帳を受け取る際などにお渡しするという想定で、
不良品の報告があったのは、
市町村からだったとのこと。
実際に妊婦さんに不良品の布マスクが渡っているケースは
少ないと考えられます。
政府はこのほかにも、
布マスクを介護施設や学校にも配布しています。
そのときは不良品はあったのでしょうか?
布マスクは、すでに介護施設などに1930万枚を配布済み。
これまでに不良品の報告は、
介護施設から髪の毛の混入が1件、
配布が続いている小中高校や特別支援学校向けでも
虫の混入が1件あったという。
https://www.asahi.com/articles/ASN4L7HXYN4LULBJ00H.html
先に配られている布マスクは、
ほとんど不良品の報告はなかったようなのに、
なぜ14日から配られた布マスクの不良品報告が増えたのでしょうか?
海外メーカーのものなのでしょうか?
不良品報告の布マスクは国内メーカー!不良品の理由は?
1901件の不良品の報告があった布マスクは、
国内メーカーから納入されたものだったそうです。
厚労省は、マスク約50万枚を全国の自治体に発送、
14日から各自治体の窓口で配布を始めていた。
マスクは国内メーカー4社から納入されたが、原因は分かっていない。
https://www.47news.jp/4731681.html
国内メーカー4社のうち、
特定のメーカーに不良品があるのか、
どのメーカーにもあるのかも不明です。
まだ原因がわかっていないとなると、
今後配布される布マスクも不良品が増えてしまうのでしょうか?
何か対策ができるのでしょうか?
厚労省は、
17日から始まった一般世帯向けへの布マスクは、
目視による点検を徹底しているため
不良品が配られる可能性は減っている、としている。
メーカー4社に対し、生産体制の見直しや検品の徹底を求めている。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200418-00000037-asahi-soci
目視による点検が徹底されるとはいえ、
人のチェックで完璧におこなうことは不可能です。
今後配られるたった2枚の布マスク、
せめて衛生的に心配のないものが届くことを祈りたいです。
一部使い捨てマスクの販売が復活しているようです。
準備しておくほうがいいかもしれませんね。
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